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曽爾村(2019.5.30撮影) [奈良]

 今月12日に訪れた室生寺のある宇陀市の東隣りの曽爾(そに)村を走りました。曽爾村のホームページを見ますと、「ぬるべの郷 曽爾村」と表記されています。(※)
 通勤ラッシュを避けるために、日の出を横に見て家を出ました。
 室生口大野駅(近鉄)で降り、室生川沿いに上り、室生寺前を通って曽爾村へ。
前半は緩やかな上り坂でしたが、脇道に入ってからの急坂は自転車を押して上り、屏風岩公苑の麓にたどり着きました。自転車を置いて徒歩で約90m登って写真を撮り、早目の昼食(弁当)をいただきました。
 ここから曽爾村の集落へ下って、高低差300mの曽爾高原に挑戦しましたが、100m登ってリタイア。中腹の「お亀の湯」の露天風呂に入りました。
 Tシャツを着替えてサッパリし、ここから青蓮寺川沿いに(香落渓/かおちだに、青蓮寺湖)高低差270m・距離20kmを軽いペダリングで一気に駆け下りました。
  ・・・「人生 下り坂最高!」火野正平:こころ旅
 名張駅(三重県)で電車に乗って、明るい内に家に帰りました。
 出発の標高250m、最高地の標高(屏風岩公苑の麓)660m、終点の標高210m、トータル走行距離47kmの田舎路でした。

屏風岩公苑
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鎧岳                  小太郎岩
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香落渓
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曽爾高原                青蓮寺湖
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※曽爾村:そにむら
1) ぬるべの郷:漆部郷と書きます。
『倭武皇子(ヤマトタケルノミコ)が山で狩りをしていたとき、獲物に矢を射たがとどめを刺すことができなかった。そこで、漆の木を折って木汁を矢先に塗り込めて再び射ると、見事仕留めることができました。手が黒く染まっていることに気付いた皇子が持っていた品物に木汁を塗ると、黒い光沢を放って美しく染まった。』と古書に書かれているそうです。
 奈良時代に漆の生産拠点「漆部造(ぬりべのみやつこ)」が置かれ、曽爾村が「漆発祥の地」とされています。しかし、平安時代を最後に漆の記録は消え「ぬるべの郷」という呼び名だけが残りました。
 現在、地元の有志グループによる漆復活が進められています。
2) この地方一帯は、約1500万年前におこった激しい火山活動によって生じた火山岩で出来ていて、多くの岩山と柱状節理の岩壁を見ることができます。近くの赤目四十八滝も同じ岩盤です。
3) 春は屏風岩公苑の山桜、秋は曽爾高原のススキと香落渓の紅葉は名所です。
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室生寺(2019.5.12撮影) [奈良]

 室生口大野駅(近鉄)から室生寺(※)まで、約6kmの登りのハイキングです。
 川沿いの東海自然歩道ですが、石がゴロゴロしていて、標高差約250mの峠越で少しハードでした。帰りはバスを利用しました。
 東海自然歩道の森林浴と室生寺境内の青もみじに浸り、リフレッシュできましたが、シャクナゲの花が終わっていたのは残念でした。
「古寺巡礼」写真集などで有名な土門拳さんが定宿とした、門前の「橋本屋 旅館」で山菜料理をいただきました。

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※室生寺:
「続日本紀」では、奈良時代末、東宮(のちの桓武帝)の病気平癒を願った興福寺の僧賢璟が創建。その後、一時衰退したが、江戸時代元禄年間に5代将軍徳川綱吉の生母桂昌院の庇護を受け再興されました。
 このころから、同じ真言宗で女人禁制だった高野山金剛峰寺に対し、室生寺は女人の参詣を許可したので、女人高野と呼ばれ、女性の信仰を集めました。
また、国宝の建物と仏像が豊富です。
 室生という地名の語源は神の宿るところ、豊かな森林の“ムロ” “ミムロ”に由来するともいわれています。

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大和郡山(2019.3.31撮影) [奈良]

 撮影会で、金魚とお城の町・大和郡山を訪れました。
 筒井順慶が築城し、豊臣秀吉の弟・豊臣秀長の居城となり、江戸時代中期には柳沢吉保の子・吉里が甲府から入封し明治維新まで柳沢氏の居城となった郡山城跡の桜はまだ三分咲きでした。
 今日は、子供たちが白衣に狐の面をつけて、源九郎神社(※)から白狐ばやしに合わせて市内を練り歩く「白狐渡御」の春祭りです。

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※源九郎稲荷神社:
 大和大納言・豊臣秀長が郡山城の鎮守として創建し「大和の大和の源九郎さん、遊びましょ」と童謡にも歌われているそうです。
 源九郎とは、文楽・歌舞伎の「義経千本桜」に出てくる源九郎狐のことです。
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初詣(2019.1.3撮影) [奈良]

 初詣は「今まで出かけたことのない神社に参拝したい。」との家族の希望に応えて、天理市の石上神宮(※)に出かけました。

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※石上神宮(いそのかみじんぐう):
 日本最古の神社の一つで、武門の棟梁たる物部氏の総氏神として信仰されてきました。大和朝廷の武器庫としての役割も果たしてきたと考えられています。
 御神体である神剣が禁足地の土中深くに祀られているという伝承があり、明治時代に禁足地から布都御魂剣(ふつのみたまのつるぎ)が発掘され、大正時代に本殿が建てられ、ご神体は本殿の内陣に収められているそうです。
百済から贈られたといわれる、文字が刻まれている七支刀(国宝)の鉄剣でも有名です。
 境内は豊かな常緑樹に囲まれ、山の辺の道へと続く静けさの中で、神聖な雰囲気を漂わせています。
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藤原宮跡(2018.10.21撮影) [奈良]

 “コスモス”の撮影会で藤原宮跡(※)を訪れました。
 行きに“布袋葵:ホテイアオイ”が咲いている本薬師寺跡に寄り、帰りは橿原神宮に寄りました。

本薬師寺跡                後ろの山が畝傍山
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藤原宮跡
 後ろの山が耳成山            後ろの山が天香久山
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橿原神宮
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※藤原宮跡:
 藤原京の中心であった藤原宮跡は一辺約1kmの中に、天皇の住まいである内裏、国の儀式や政治を行う大極殿など、そして役所の建物がありました。持統・文武・元明の三代の16年間の都でしたが、藤原宮の構造は平城京へ引き継がれていきます。
 大和三山(東に天香久山:あめのかぐやま、西に畝傍山:うねびやま、北に耳成山:みみなしやま)に囲まれたところに位置し、持統天皇のこの歌「春すぎて 夏来たるらし 白妙の 衣ほしたり 天の香具山」はここで詠まれました。
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奈良(2018.9.23撮影) [奈良]

 今日は秋のハイキングです。近鉄奈良駅から奈良公園・春日大社・山の辺の道を通って、白毫寺(※)へ行きました。
 両側を萩の花が咲いている百段余りの石段を登ると百毫寺の境内です。
西を望むと奈良市街と生駒山などが一望でき、涼しい境内でお弁当(柿の葉寿司)をいただきました。

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白毫寺
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※白毫(びゃくごう):
仏様の眉間(みけん)の中央にあって光明を放つという白い巻毛のことです。
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室生口~笠置(2018.9.11撮影) [奈良]

 猛暑・台風・秋雨前線と続き、クーラの有る部屋で過ごすことが多くなって体重が2.5kg増えてしまいました。
 今日の降水確率は10%予報でしたので、久しぶりに輪行に出かけました。
近鉄 室生口大野駅を朝9時出発です。龍王ケ渕では風が止むのを1時間待ちましたが、水面は鏡面になりませんでした。(残念)  その後国道369号線を北上し、柳生の里を通って笠置寺(※)を参拝し、JR笠置駅(京都府/関西線)まで走りました。

龍王ケ渕
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柳生の里
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笠置寺
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※笠置寺:
 開基は大友皇子または天武天皇と伝えられ、磨崖仏の巨大な弥勒仏が本尊です。
歴史的に南都(奈良)の東大寺や興福寺などと関係が深く、境内は巨石・奇岩が点在しています。元弘の乱(後醍醐天皇を中心とした勢力による鎌倉幕府倒幕運動)の舞台となったことで知られています。
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長谷寺(2018.6.17撮影) [奈良]

“あじさい”の撮影会で長谷寺(※)を訪れました。
境内は“あじさい”と新緑に包まれています。

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※長谷寺:
 仁王門を抜け、本堂へと続く登廊(重要文化財)は399段に渡る石段になっており、天井には楕円形の灯籠が吊られています。本尊十一面観音像(重要文化財)をはじめ、約千点にも及ぶ文化財を所蔵しています。舞台造の本堂(国宝)は徳川家光により再建されました。また西国三十三観音霊場第8番札所として、桜・牡丹・あじさい・紅葉・寒牡丹など四季折々の花が楽しめて、「花の御寺」として多くの人々の信仰をあつめています。
 この地は、古代から初瀬(泊瀬)と呼ばれていました。私は「はつせ」と読んでいましたが、門前町を歩いていたら正式には「はせ」であると知りました。「はせ寺」も初瀬から来ている言葉か?
 長谷寺はチョウコクジと音読みされていたが、初瀬山の中腹にあるので地名から「はせ寺」と呼ばれるようになったとか、この地に初瀬川が流れていますが、「長谷(ながたに)の初瀬川」と呼ばれていたが、やがて長谷を「はせ」と呼ばれるようになったとの説があります。長谷さん・長谷川さんの読みの由来?
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龍王ケ渕(2017.5.22撮影) [奈良]

 久しぶりの輪行です。
 日中は暑くなるとの天気予報により、朝早く出かけました。 室生口大野駅(近鉄)を8時30分に出発し9時50分に龍王ケ渕に“と~ちゃこ”。走行距離約5km、標高差260mの全工程上りでしたので、多めの休憩と水分補給をとって、ほとんど自転車を押しての歩行でした。
 釣り人が一人居るだけの、山の中の静かな池です。
白馬はいないが、東山魁夷さんの「緑響く」をイメージしながら撮りましたが・・・
(風が少しあり、映り込みが不十分で残念。)
 帰りはペダルを踏むことなく安全運転で、約20分で帰ることができました。
12時過ぎの電車で帰りました。

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奈良公園(2017.4.2撮影) [奈良]

 桜の撮影で奈良公園を訪れました。
奈良では一番早く咲く「氷室神社」でも7分咲きで、公園内を巡りましたが咲いているのは数本でした。
 でも「ささやきの小道」では“あせび(馬酔木)”の白い花が一杯でした。
“あせび”には毒があり、鹿も食べないので原生林が生い茂っています。
東京都心では桜満開との情報ですが、関西の開花は遅れています。

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